先日外したPD-A530だけど、1年弱使って(無いけど…)中がどんなになっているのか気になったのでグリスアップも兼ねてバラしてみることに。
このペダルの分解には、PD-A600の時と異なりTL-PD40
という専用工具が必要です。
(強者はプライヤー等で挟んで外している様ですが(^_^;)
↑ こんな工具です。
これをペダルの黒い部分に差し込んで36mmスパナで回します。
オイラはヘッドセットレンチを使用しましたが大型のモンキーレンチでも問題ないです。
握力に自信のある方は手で回してもOKかとw
コレをクルクル回していくペダルと軸が分離します。
・・・写真が多くなるのでページ分割します。
で、続きでつ。
外してみるとグリスが少ししか無いですがそんなに汚れてもなくまだ暫くは問題ない位かな?
まぁだからといってこのまま戻すのも何なので予定通りワコーズのグリスを塗ることに。
ロックナットと球押しを外すとこんな感じに。
円柱の球受け(って言うの?)を外すとこんな感じに。
この黒いのはネジ式になっていないので引っ張れば取れます。
んで、バラすとこんな感じに。
あとは組み立て。
まずシャフトにゴムリングをハメてグリスを軽く塗ったくる。(↑チト塗りすぎw)
シャフトにプラスチックの筒(名前シランw)を差し込む。
凹んでいる方を上にしてはめる。
グリスを塗り球を12個置く。
黒いパッキン(これも名前シランww)をはめてグリスをヌリヌリ。
塗りすぎたりすると球受けをハメた時にグリスと一緒に球も流れだす事が有るので注意!
円柱の球受けをハメる。
グリスを軽く塗ってから球を12個置いてから、グリスで隙間を埋める。
球押しとロックナットを締める。
この球押しの締め具合でペダルの回転が滑らかか渋いかが決まる訳だけど、
締めすぎたり緩すぎたりしてもダメなので自己責任の上適当に締めてねw
オイラは球受けが若干ぐらつく程度に締めてます。
ペダルの踏み面を水平にするとゆっくり縦位置になる位で指で弾いてもクルクル回らない堅さ。
先端にタップリグリスを横に広がらないようにして塗る。
後は、ペダル部の奥にグリスを詰め込み、シャフトを塡め込めば完成。
締めて行くと押し出されたグリスがパッキンから溢れ出してくるので要注意w
今回のPD-A530やPD-A600
は、回転抵抗とかよりも耐久性の方を重視してグリスをたんまり塗ってますが、ロード用のペダルはもっとアッサリ塗っててこまめにグリスアップする様にしてまする。
まぁどちらも素人考えの自己満足メンテですけどねぇw
2 個のコメント
このプラスチックの工具はペダル用の専用工具だったのですね。
ひとつ勉強になりました。
>nekki5149さん。
これ以外にも謎な工具っていっぱいありますよね(^_^;
フリーハブとボスハブの脱着工具の様に、似てるけど違うとかもありますし…